会長写真

「平等(EQUALITY)」から「公平(EQUITY)」

河北南ロータリークラブ
会長 米田 誠

 この度、会長を拝命いたしました米田です。1年間の短い期間ですが河北南ロータリークラブが「だれもが笑顔でいごこちの良いクラブ」になりますよう励んでまいります。どうぞよろしくお願い致します。

 さて今年度のRI会長は皆さまご承知のように急遽カマルゴ氏からフランチェスコ・アレッツォ氏(イタリア、ラグーザ・ロータリークラブ所属)に変更となりました。2月の2025年国際協議会で発表された2025-26年度会長メッセージである「よいことのために手を取りあおう」(UNITE FOR GOOD)はそのまま継続されます。こメッセージは、政治、地理、イデオロギーでますます分断されている世界において、結束する力となるようロータリー会員に呼びかけるものです。奉仕プロジェクトを通じ、ロータリーは、さまざまな背景を持つ人びと(人種、宗教、職業を超えて)をつなぎ、地域社会でよいことを行うという共通の使命のために活動します。

 第2610地区のガバナーは小山英一氏です。(小松東ロータリークラブ所属)地区テーマは「みんなで参加しよう みんなで行動しよう」です。また、基本方針は第2610地区全会員の積極的・持続的な参加を促す(みんなで)、地区3年間の目標 3-Year Rolling Goalsは「だれもが笑顔でいごこちの良いクラブ」です。行動計画(4つの優先事項を参考に)達成に向け、地区・クラブの向かう方向をみんなで参加、みんなで行動しようです。
河北南ロータリークラブのテーマは「平等(EQUALITY)」から「公平(EQUITY)」とさせて頂きました。当クラブの会員構成は全会員32名の内、入会3年未満が10名(a)3年以上9年未満が13名(b)10年以上42年未満が9名(C)となっており、構成比率は(a)=30%、(b)=40%、(C)=30%となっております。


 この絵をご覧ください。左側の絵EQUALITY(平等)は人が同じ高さの踏台に乗って野球場を見ており身長の高さによって野球場の見える景色が異なっております。これを当クラブに置き換えると踏台に乗っている右側がの人がクラブ歴(a)、真ん中の人が(b)、左側がの人が(C)となります。クラブ歴の違いによって野球場の見える景色(ロータリアンとしてロータリーの見える風景)が異なります。次に右側の絵EQUITY(公平)は踏台の高さを変えて全員が同じ景色が見られる状態となっております。左側は同じロータリアンであることは平等ですがクラブ歴によって見える景色が異なり、右側は踏台の高さによって見える景色が同じとなります、会員が公平に同じ景色を見るためには、踏台の高さの調整が必要となります。そこで、当クラブはクラブ歴の浅いロータリアンに対し、先輩ロータリアンがアシスト=踏台の調整をいたします。その事により歴の浅いロータリアンも見える景色が公平になります。尚、先輩ロータリアンの皆さまには長年にわたりロータリークラブで培った知識と知恵があり、その知識と知恵を惜しみなく後輩ロータリアンに使って頂きたいと思います。また、後輩ロータリアンは遠慮や羞恥心を捨てて先輩ロータリアンにわらないことや疑問に思った事は何でも聞いて下さい。必ず先輩ロータリアンは答えてくれます、なぜならば河北南ロータリークラブの先輩は皆「寛容」だからです。

 最後になりますが好きな言葉に「美点凝視」とう言葉があります。「美点凝視」とは相手の短所や欠点に目をむけるのではなく、優れた点や長所を意識的に見つけそれを魅力として伝え相手を勇気づけることを言います。美点凝視の観点でEQUAL1TY(平等)からEQUITY(公平)そして、だれもが笑顔でいごこちの良い河北南ロータリークラブを皆さんと一緒に創ってまいりましょう。